上天草市松島町の今津小学校の2年生の児童たちが、 菜の花の種まきをしました。 

 上天草市農業委員会が、 耕作放棄地の解消や環境美化を目的に昨年から実施しています。 

 児童たちは草取りや間引きなどの手入れを続け、 給食で食べる予定です。 

 苓北町の坂瀬川鶴地区で、 毎年恒例の 「十五夜大綱引き大会」 が開催されました。 

 この大会は、 同地区に100年以上前から伝わる伝統行事で、 大会で使用される直径30cmの大綱は、 地区内の農家から集められた稲わらを使い、 昔ながらの手法で同地区壮年会が中心となって作り上げました。 

 綱引きは、 子ども同士、 子ども対大人や地区を上下に二分した対戦など、 さまざまな組み合わせで行われ、 綱引きが始まる度に大きなかけ声と声援が響きました。

 10月8日9日の両日、 苓北町の富岡神社で家内安全、 無病息災を願い、 秋季例祭がとり行われました。 

 穏やかな秋晴れに恵まれ、 弓矢や刀などを背負った子どもたちを先頭に、 鳥毛やおみこしなどの神幸行列が、 笛や太鼓の祭りばやしと共に、 厳かに富岡地区内を進みました。 

 また、 地区内の数ヵ所では太鼓踊りと獅子舞の奉納も行われ、 沿道には多くの人が集まり、 伝統ある地域のお祭りを楽しんでいました。 

 天草市牛深町の牛深八幡宮で、 豊作や大漁を願い、 江戸時代から続く 「牛深八幡宮秋季例大祭」 が行われました。 

 みこし行列や子どもが獅子を手なずける 「玉取り」 が町中を巡行し、 大勢の見物客でにぎわいました。 

 苓北町の坂瀬川中学校の文化祭 「波の穂フェスタ」 が、 同校体育館で開催されました。 

 文化祭では、 生徒たちが書いた習字や絵画などが展示され、 さらにこれまで取り組んできた箏の演奏や合唱、 英会話、 体験発表などを披露しました。 

 合唱では、 地域一体で歌えないかと音楽サークル 「うたごえ広場」 の皆さんに呼びかけ、 生徒や先生に加え、 保護者や地域の皆さんの厚みのある声を重ね、 「大地讃頌」 「ふるさと」 を合同で熱唱しました。 

 天草2市1町の16中学校で、 ライオンズクラブの会員が中心となり 「薬物乱用防止キャンペーン」 に取り組みました。 

 天草市の本渡中学校では、 会員や生徒ら50人が、 午前7時から、 登校する生徒に薬物の危険性を訴えるチラシを配りながら、 薬物乱用防止を呼び掛けました。 

 天草市亀場町の稜南中学校で、 天草郡市の 「特別支援学級発表会」 が行われ、 2市1町の小中53校の172人が、 日ごろの学習の成果を発表しました。 

 生徒児童らは上島と下島の2グループに分かれて、 元気良くダンスをしました。 

 「希望発表」 として1地区、 6校がリコーダーなどの合奏や劇、 マット運動を披露しました。 

 天草市牛深町の牛深グラウンドで 「うしぶか地域健康祭」 があり、 地域住民ら約1400人が出場しました。 

 地区対抗リレーや三輪車競争、 大玉転がしなどがあり、 老若男女が汗を流しました。 

 「菓子食い競争」 など、 子どもたちの種目もありました。 

 今春、 3校統合で誕生した上天草市龍ヶ岳町の龍ヶ岳小学校で初の運動会があり、 全校児童160人が息の合った演技を見せました。 

 旧3校の結束を目指して 「みんなで手をつなごう せーの!」 をテーマに掲げ、 26種目を繰り広げました。 

 6年生のダンス 「みかぐら 2011」 では、 扇子を手にして笑顔で演技し、 ダンスの最後に児童が3重の塔 「龍ヶ岳タワー」 2基を完成させると、 観客から大きな拍手が起きました。 

 旧校区対抗の綱引きや全員で踊る 「龍ヶ岳音頭」 などもありました。 

 北町の坂瀬川保育園の園児たちが、 近くの国道で信号機とくまモンをあしらったケナフ製のお守りをドライバーに手渡しました。 

 園では04年から、 環境への意識を高めようと二酸化炭素を多く吸収するというケナフの栽培や加工に取り組んでいます。 

 お守りは園児や保護者が協力して作りました。 

 天草市の本渡運動公園陸上競技場で、 「天草郡市中学校総合体育大会陸上競技会」 が開催されました。 

 天草郡市の中学校、 26校が一堂に集う大会です。 

 学校の代表として健脚、 剛腕を競っていました。 

 天草市の天草工業高校で、 土木科の3年生が作陶体験をしました。 

 天草の伝統文化を学ぼうと初めて実施されました。 

 窯元の指導で粘土をひねり、 コーヒーカップや湯飲みの形を作りました。 

 天草市天草町の福連木小学校で、 全校児童が炭焼きを体験しました。 

 同小は子どもたちに地域の伝統技術を学んでもらおうと、 20年前に学校近くに炭焼き窯を設置しました。 

 住民の指導を受けて毎年、 児童が炭作りに励んでいます。 

 子どもたちは近くの山で伐採したカシ400kgを窯に入れ、 すすで真っ黒になりながら火を付けました。 

 炭は約1週間で焼き上がります。 

 11月の 「福連木子守唄まつり」 などで販売します。 

 天草市栖本町の国道266号で、 市栖本支所と交通安全協会栖本部会が交通安全キャンペーンを行いました。 

 栖本保育所の園児らが 「安全運転お願いします」 とドライバーに呼び掛け、 手作りのお守りやストラップを手渡しました。 

 上天草市松島町の教良木小学校で、 同校出身のそば職人の長尾さんが児童らにそば打ちを指導しました。 

 児童に日本の伝統料理を紹介する目的で、 総合学習の一環として初めて開かれました。 

 5年生の児童と保護者らが参加しました。 

 子どもたちは長尾さんに手伝ってもらいながら、 そば粉に少しずつ水を加えて混ぜ、 ボール状にまとめた後、 麺棒でのばして包丁で切りました。 

 長尾さんのアドバイスを受けながら真剣な表情で取り組んでいました。 

 天草市東町の天草市民センターで、 「秋の全国交通安全運動出発式」 が行われました。 

 南保育園の園児たちがハイヤ踊りを披露し、 「命を守るために交通ルールを守ります」 と宣言しました。 

 苓北町の苓洋高校で漁業を学んでいる高校生たちが、 地元に伝わるブリの 「ひっぱり漁」 を教わりました。 

 天草の漁師でつくる漁業士会が後継者を育てようと、 昨年から手ほどきしています。 

 1本の糸に 8~20個の釣り針をぶら下げ、 船で引っぱりながら魚を釣る方法です。 

 針と餌 (疑似餌) の付け方を漁師に教わりながら、 3年生15人が仕掛けを用意しました。 

 漁船2隻に分かれて乗りこみ、 近くの富岡漁港から沖へ出発しました。 

 1時間半の漁で、 ブリとカンパチあわせて 15匹を釣り上げました。 

 天草市牛深町の茂串地区で、 中秋の名月の夜、 海と山の住民がその年の収穫を占う 「十五夜の大綱引き」 が行われました。 

 約400年前からの伝統行事で、 海側の集落 「新貝」 と山側の集落 「屯田向」 が対戦しました。 

 午後8時すぎ、 子どもたちが一斗缶をたたいて 「じいもばあも出ろ出ろ」 と触れ歩き、 住民800人が大綱を引き合いました。 

 茂木根区では昔ながらの伝統的な十五夜行事を残していこうと、 毎年地域の方々がワラを使って綱を結っています。 

 この日は小学生60人とその保護者、 地域住民などあわせておよそ90人が集まり、 大人達によって20メートルほどの綱が 1時間ほどかけて結い上げられました。 

 子ども達はその綱を使って綱引きや、 残ったワラと綱で土俵が作られると、 相撲を思う存分楽しみました。 

 天草市有明町の赤崎グラウンドで、 「第6回 赤崎地区三世代交流十五夜大会」 が開かれ、 地域住民など約250人が参加しました。 

 これは同地区振興会が、 住民が十五夜の満月のように “まーんまるひとつ” になることを目的に、 毎年開催しています。 

 地区の有志らで製作した稲わら製のうさぎが見守る中、 琉球國祭り太鼓の披露や親子綱引き大会、 兄弟すもうなどが行われました。 

 また、 全員で唱歌 “月” を合唱しました。 

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