苓北町坂瀬川の坂瀬川保育園の園児が、 近くの国道でドライバーに信号をあしらったケナフ製のお守りを手渡しました。 

 坂瀬川保育園は5年前から環境学習として、 非木材紙の原料となるケナフの栽培や加工などに取り組んでおり、 お守りも園児の手作りです。 

 9月20日、 21日の両日、 天草市で中学校ソフトテニス大会 「第7回佐伊津カップ」 が開かれました。 

 この大会は6年前に、 当時の佐伊津中学校3年生が企画したもので、 毎年、 県内外から多くの中学生が参加し、 今年は約300人が腕を競いました。 

 授業で 「地域活性化のイベント」 について考えた際、 当時3年生だったテニス部の2人が 「テニス大会なら多くの人を呼べる」 と提案し、 保護者らのサポートを受けて開催しました。 

 実力校だった佐伊津中学校の知名度もあり、 大会には翌年からも、 九州の有力校が続々と参加しています。 

 大会運営は伝統を引き継ぎ、 現在も部を引退した3年生と保護者らがサポートしています。 

 来年3月末で閉校になる上天草市姫戸町の牟田小学校で最後の運動会が行われ、 少年消防クラブの子どもたちが 「はしご乗り」 を披露し、 心意気を感じさせる見事な演技で会場を沸かせました。 

 牟田小学校少年消防クラブは1982年に発足しました。 

 3年生以上の児童がメンバーで、 一人暮らしの高齢者宅訪問などの活動を行っています。 

 はしご乗りは89年、 地元消防署の呼び掛けで始め、 地区と合同で行う運動会の最大の “名物” となっています。 

 木やり歌が流れる中、 8人の 「かぎ手」 が支える約3mのはしごの上で、 5人が 「一本遠見」 「腹亀」 などの技を披露しました。 

 天草地域の教職員でつくるNIE(教育に新聞を)ネットワーク熊本天草支部が発足3周年を迎え、 苓北町の都呂々小学校で記念学習会を開きました。 

 公開授業には4年生が参加し、 先生が提示した 「レジ袋の有料化」 に関する新聞記事について、 有料化の狙いなどについて意見を交わしました。 

 天草市五和町の天草空港で、 飛行機や空港に親しんでもらう 「空の日フェスタ」 があり、 普段は入れない航空施設を見学することができました。 

 滑走路が一望できる対空通信室も特別開放され、 子どもたちは、 通信担当者が離陸前の飛行機と英語で交信する様子を 真剣なまなざしで見つめていました。 

 劇団ドリームカンパニーの演劇会が上天草市大矢野町の湯島小中学校体育館で行われ、 児童生徒や地域住民らがミュージカル 「ハロー天使です」 を楽しみました。 

 これは本物の舞台芸術体験事業の一環で、 子どもたちに優れた舞台芸術を鑑賞し、 豊かな創造性を育むことを目的に 実施されたものです。 

 ミュージカルは、 天使が若者たちに生きる希望を持たせ前向きに生きていくことの大切さを表現したもので、 子どもたちは、 鑑賞するだけでなく、 天使やお嬢様役で劇団員と一緒に歌ったり、 踊ったりする場面もありました。 

 上天草市大矢野町の維和中学校の生徒たちが、 370年以上の伝統を持つ江戸糸操り人形の操作に挑みました。 

 文化庁の 「本物の舞台芸術体験事業」 の一環で、 東京の糸操り人形劇団 「結城座」 の座員6人が訪れ、 劇団の歴史や糸操り人形の仕組みを説明した後、 操作を指導しました。 

 体験用の人形には糸19本が手板と呼ばれる操作盤につながっており、 生徒たちは手板を左手に持ち、 右手で糸を動かして歩く動作に挑戦しました。 

 上天草市大矢野町の慈愛保育園の園児たちが、 近くの貝場漁港や潮だまりにEM団子約1,000個を投入しました。 

 慈愛保育園では3年前から保護者とともにEM活性液を作っており、 今回初めて団子作りを企画しました。 

 上天草市の松島総合センター 「アロマ」 で、 第48回童話発表会天草地方大会が開催されました。 

 天草郡市教委連絡協議会主催で2市1町の代表児童 20人が出場しました。 

 子どもたちは童話や民話などを表現力豊かに暗唱し、 10月25日に熊本市である県大会への出場者 2名が選ばれました。 

 天草市河浦町の﨑津保育園で、 高齢者と園児の交流を目的に演奏会が開かれました。 

 本格的な生演奏を聞き、 感性を高めてもらおうと トロンボーン、 フルート、 ピアノ で構成する アンサンブル 「ゾリステンドライエック」 を招き、 クラシックやアニメの主題歌などの演奏を楽しみました。 

 天草市本町で、 小学生や保護者らが地元の若手農業者らの指導を受けながら農業体験をしました。 

 天草市青年農業者クラブと県天草地域振興局が農地を再生させ、 子どもたちに農業への関心を高めてもらおうと企画しました。 

 草を刈って耕していた農地に ダイコンやニンジンなどを丁寧に植え付けました。 

 今後、 間引きや収穫作業も手伝います。 

 天草市牛深町の砂月海水浴場で 「うしぶかの海が大好き」 と題した環境学習会が行なわれ、 地元の子どもたちが参加して、 アカウミガメや地域の歴史について学びました。 

 地域住民が、 子どもたちに地元の自然の豊かさを再確認してもらおうと企画したもので、 牛深地域でウミガメの保護活動に取り組む山本さんが ウミガメの生態について講演しました。 

 また、 天草海上保安署員は、 漂着ごみの問題について話をしました。 

 その後、 山本さんの案内でアカウミガメが産卵し、 ふ化の終わった場所を見学した子どもたちは、 残された卵の殻を手に取り、 興味深そうに眺めていました。 

 上天草市松島町の松島商業高校の生徒が、 近くの教良木小学校を訪れ、 学習指導や下校の付き添いをして交流を深めました。 

 松島商業高校が4年前に始めた見守り活動で、 今後も定期的に部活動ごとに訪れます。 

 放課後に4~6年生の児童に漢字や計算、 社会科のドリル問題を約30分教え、 一緒に下校しました。 

 天草市倉岳町の倉岳保育所と苓陽幼稚園の幼年消防クラブの園児らが、 倉岳町棚底の国道266号で チラシや手作りのお守りを配布しました。 

 天草広域連合消防本部中央署倉岳分遣所が毎年実施している事業です。 

 法被姿の園児らはドライバーに粘土やプラスチックで作ったお守りを配り、 安全運転を呼び掛けました。 

 天草市東町の天草市民センターで 「第48回 童話発表 天草市本渡地区大会」 が開催されました。 

 これは、 天草市教育委員会が、 読書意欲の向上や豊かな心の育成を図ることなどを目的に毎年実施しているものです。 

 大会には各小学校から選ばれた児童23人が参加しました。 

 子どもたちはこの日のために一生懸命練習した思い入れのある童話を、 身ぶり手ぶりを交えながら感情豊かに発表しました。 

 天草市有明町の浦和小学校の児童や保護者らが、 ヒマワリが大輪の花を咲かせている遊休農地を訪れ、 花を刈り取りお土産に持ち帰りました。 

 このヒマワリは、 天草市農業委員会が農地を再生させ、 子どもたちにも農業への関心を高めてもらおうと企画して、 7月に浦和小学校の児童らが種まきをしたものです。 

 子どもたちは青空に向かって花を咲かせたヒマワリにハサミを入れ、 両手いっぱいに抱えていました。 

 苓北町の富岡小学校体育館で 「童話発表 苓北大会」 が開催されました。 

 大会には町内の小学校でそれぞれ選考された代表2人の計8人が出場し、 昔話や童話、 実話をもとにしたお話などを、 決められた時間内に発表しました。 

 物語の主人公や語り部になりきって感情豊かに、 それぞれ個性のある発表を行いました。 

 天草市有明町の天草東高校の全校生徒が、 有明町大浦のえびす鼻海岸周辺で、 打ち上げられた流木や空き缶、 ペットボトルなどを拾いました。 

 この清掃ボランティアは身近な環境への意識を高めようと 毎年実施されています。 

 今年は保護者や地元住民らも協力し、 汗だくになりながら海岸のごみを一掃しました。 

 8月29日、 30日の両日、 天草市栖本町湯船原の西真寺で 「寺子屋体験学習」 が行われました。 

 これは、 明治時代初期の “寺子屋” を再現して、 当時の暮らしにふれたもらおうと、 天草市青年団栖本支部が 毎年実施しているものです。 

 小学6年生を対象にしたこの学習には、 栖本小学校倉岳小学校の児童が参加しました。 

 子どもたちは当時の着物に身を包み “寺子” に変身したあと、 お年寄りの指導を受けながら、 慣れない手つきで 「わらじ作り」 に挑戦しました。 

 また、 川遊びや栖本太鼓踊りなど、 学校の授業では学べないさまざまな体験をしました。 

 苓北町の志岐集会所で、 「ファミリークラシックコンサート」 が開催されました。 

 第一部では、 苓北中学校苓洋高等学校の吹奏楽部が、 日頃の練習の成果を十二分に発揮し、 素敵な演奏を披露しました。 

 「ピンクレディーメドレー」 など、 懐かしい曲もありました。 

 第二部は九州交響楽団メンバーによる 8重奏でした。 

 生演奏ならではの素敵な音色で、 「崖の上のポニョ」 を始め、 広く親しまれている曲を中心とした迫力ある演奏でした。 

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