上天草市大矢野町の登立小学校の4年生が、 同町の産業廃棄物中間処理施設を訪れました。 

 社会科の授業の一環で、 建築廃材の木材や石こうボードなどが再使用されたり再資源化される方法を学びました。 

 同社スタッフの説明を聞いた後、 盛んに質問をしていました。

 上天草市で3年前に栽培が始まった耐暑性夏野菜のエンサイを使った調理に、 同市の姫戸小学校と中北小学校の児童が挑戦しました。 

 夏野菜の販売促進プロジェクトチームでは、 夏野菜の “普及大使” として子どもたちの力を借り地元に調理法の周知を図ろうと、 食育も兼ね上天草物産館 「さんぱーる」 で調理教室を実施しました。 

 子どもたちは栄養価が高い夏野菜の特徴などを学び、 市の栄養士らの指導を受けながら、 お好み焼き、 ギョウザ、 ふりかけづくりに挑戦しました。 

 天草市本町の下河内地区子ども会の子どもたちが、 酒井病院と知的障害者入所施設 「天草学園」、 グループホーム 「天領の杜」 を訪れ、 入院患者やお年寄りらと “綱引き” をして交流しました。 

 綱は直径20㎝、 長さ18mで、 地域の住民と子どもたちが2日間かけて制作しました。 

 慰問後は綱で土俵をこしらえ、 相撲を楽しみました。

 上天草市大矢野町の維和小学校の6年生が、 近くの千崎古墳群を訪れ、 発掘調査をしている熊本大学文学部考古学研究室の大学院生らから 説明を受けました。 

 同古墳群は4世紀後半~5世紀に築かれ、 26基が確認されている市指定文化財です。 

 初めて訪れた児童もいて、 熱心に質問していました。

 9月9日(火)・10日(水)の両日、 苓洋高校の就職試験を控えた3年生43人が30分間の集団面接に挑みました。 

 生徒たちは4,5人ずつのグループに分かれ、 地元企業の経営者でもある西天草ロータリークラブの面接官から、 話し方や態度などアドバイスを受けながら実践学習しました。 

 上天草市松島町の阿村地区で、 子どもたちと住民約400人が一斉清掃を行いました。

 これは、 8月の 「子ども議会」 で 「毎月9日に学校ごとに清掃活動をする」 という湯島小学校児童の提案 「レッツクリーン上天草」 構想を、 出席した小中学校の代表 “議員” が全会一致で可決したのに基づき実施されたものです。 

 阿村地区は保育園2園と阿村小学校、 阿村中学校が連携した活動をしており、 その一環として海水浴場や神社周辺など6会場に分かれて取り組みました。 

 9月6日(土) ・ 7日(日)の両日、 熊本、 天草、 阿蘇三市の小学生約50人がそれぞれの地域の魅力を考える 「キッズサミット」 が、 天草市で開かれました。 

 6日は、 地引き網体験や魚のさばき方講習などで交流しました。

 7日は天草市長を交えた意見交換があり、 児童らが “お国自慢” を繰り広げました。 

 県内の若手経済人でつくる 「くまもと21の会」 が三市の交流を深めて、 地域活性化を図ろうと企画したもので、 昨年の熊本市に続き、2回目の開催でした。 

 意見交換では、 子どもの視点で地域の宝を提案しました。

 天草の児童らが 「南蛮手まり」 「祇園橋」 などを伝統文化財として挙げると、 熊本は 「熊本城」 「江津湖」 、  阿蘇は 「カルデラ」 「宮地のわき水」 などをPRし、 互いの 「宝」 に称賛の拍手を送り合っていました。 

  天草市の枦宇土小学校の4~6年生が親元を離れ、 同町公民館で炊事や寝泊りをしながら学校に通う 「通学合宿」 が、 5泊6日の日程で行われました。 

 これは、 子どもたちの自主性や協調性などを伸ばそうと、 同校PTA会員などでつくる 枦宇土小学校子どもランド実行委員会 が実施しているものです。 

 子どもたちは家族と会えず、 テレビやお菓子などが禁止された生活の中、 仲間と協力しながら炊事や洗濯などに一生懸命、 取り組んでいました。 

 本渡町広瀬の遊休農地30アールで、 市農業委員や本渡北幼稚園の園児 ・ 保護者ら約160人が、 ヒマワリの種まきをしました。 

 園児らは 「力を合わせてきれいな花を咲かせましょう」 と誓いの言葉を述べた後、 畑に横1列に並び、 ヒマワリの種を2粒ずつ直まきしました。 

 11月中旬ごろに満開になる見通しです。

 天草市倉岳町の倉岳保育所と苓陽幼稚園の幼年消防クラブの園児たちが、 倉岳町棚底の国道で啓発チラシを配布しました。 

 法被姿の園児たちは、 消防士に抱きかかえられてドライバーにチラシを手渡し、 「安全運転を」 と呼び掛けました。 

 上天草市松島町の合津保育園幼年消防クラブの園児が、 松島有料道路合津ICで、 応急手当の必要性を呼び掛けました。 

 天草広域連合中央消防署松島分署が、 救急医療週間に合わせて実施したものです。 

 園児らはドライバーに 「お願いします」 と声を掛けながら、 笑顔でチラシや風船を配りました。 

 天草市有明町大浦のえびす鼻海岸で、 天草東高校の生徒や職員約60人が参加して清掃ボランティアが行われました。 

 ボランティアや環境問題への意識を高めようと毎年実施されています。

 海岸に打ち上げられた流木は、 グループで力を合わせて回収しました。

 空き缶や空き瓶は種類ごとに分別収集し、 学校へ持ち帰りました。

 上天草市大矢野町の登立小学校の児童と地域住民が、 通学路近くの遊水池や用水路の水をきれいにしようと、 EM (有用微生物群) 団子を投入しました。 

 同小の3年生と5年生が環境学習などの一環で、 地域住民と一緒に5月にEMぼかしを作り、 7月に発酵したぼかしに赤土を混ぜて野球ボール大の団子を約2,000個作成しました。 

 参加した児童約120人は担任教師や地域住民の掛け声で、 次々に投げ込んでいきました。 

 児童たちは今後、 浄化の様子を定期的に観察していく予定です。

 天草市牛深町の後浜漁港周辺で納涼夏祭りが行われ、 地元住民ら約3,000人でにぎわいました。 

 会場には出店が並び、 牛深高校郷土芸能部による牛深ハイヤ踊りなどで盛り上がりました。 

 天草市天草町の福連木小学校の児童が、 苓北町の慈恵病院の夏祭りに参加しました。 

 頭に手ぬぐい 「ばっちこ」 を巻き、 赤ん坊の人形をおんぶした着物姿の児童たちは、 語りかけるような優しい歌声で 「福連木の子守歌」 を披露しました。 

 交流の時間では、 児童たちが入院中やデイケアに通うお年寄りの肩もみをしました。 

 8月28日(木)・29日(金)の両日、 天草広域連合中央消防署大矢野分署が上天草市の大矢野中学校で救命講習を実施しました。 

 救命技能を身に付けてもらう目的で毎年取り組まれており、 今年は2年生が参加しました。 

 救急救命士らの指導を受け、 手技やAEDを使った心肺蘇生法の実技に臨みました。 

 8月26日(火)から29日(金)までの4日間、 牛深高校の2年生93人が市内の飲食店や小売店など54事業所で職場体験をしました。  

 進路選択や労働への意識を高めてもらうことが狙いです。

 中には、 職場体験で 「初めての農作業」 に挑戦する生徒達もいました。

 JAあまくさのアグリキッズスクールの第4回目の活動で、 参加した児童たちはアグリキッズ農園で栽培している水稲を鳥から守るためのかかし作りとぶどう狩りを行いました。 

 集合した児童らは天草市佐伊津町の白藤農園でぶどう狩りを行い、 袋掛けされたぶどうを下からのぞき込み、 食べごろの房を落とさないように丁寧に取っていました。 

 その後JAあまくさ佐伊津支所に移動し、 班ごとにかかしの作成にかかりました。 

 かかしは古くからある鳥獣対策で、 竹や新聞紙 ・ 古着などを使い、 スタッフの力を借りながら、 児童の身長ほどのかかしを完成させました。 

 完成したかかしはアグリキッズ農園の田に立て、 豊作を祈りました。

 苓北町の富岡海水浴場で 「親子シュノーケリング体験学習」 があり、 約30人の親子が参加しました。 

 体験学習に先立ち、 富岡小学校で県富岡ビジターセンターの横尾さんを講師に、 海洋生物についての学習会が行われました。 

 その後、 海水浴場へ移動して、 水中眼鏡やライフジャケットなどを身に着けて遊泳し、 夏休みの一日を満喫していました。 

 天草市天草町福連木の住民らが天草署と共同で地域に設置された約60基の防犯灯を点検し、 適切に管理するため、 すべてに標識番号を付けました。 

 点検には、 署員や防犯ボランティア、福連木小学校の児童ら約70人が参加しました。 

 蛍光灯に番号シールを貼りながら地域を歩き、 歩道のない通学路の特定など危険個所も確認しました。 

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