稲の害虫を追い払い豊作を祈願する虫追い祭りが 天草市新和町の小宮地地区で行われました。
田植えの済んだ農民が大騒ぎして虫を追い払い、 1日を楽しんだのが始まりといわれ、 約360年の歴史があります。
江戸時代に堤を作り水不足を解消した森下九兵衛の顕彰碑前で神事を行い、 1日をかけて町内7地区15ヵ所を回りました。
鉢巻をした中学生が 「ヨイヤー、マカセー」 と掛け声を上げながら、 横笛やホラ貝の音色に合わせて元気よく踊りを披露しました。