民話などの場面を作り物で表現した恒例の 「とおしもん」 の展示が、 天草市中央新町のイベント広場 「スマイルパーク」 で始まりました。
今年は本渡中学校の生徒ら20人が、 亀に乗った 「浦島太郎」 を8ヵ月かけて作りました。
江戸時代から続く伝統民芸で、 害虫を追い払う 「虫追い」 行列の名残りとされ、 戦後途絶えた時期もありましたが1975年に復興し、 「伝統民芸とおしもん保存研究会」 と本渡中学校の生徒が中心になって作っています。
例年、 天草桜まつりの呼び物ですが、 今年は東日本大震災を受けて祭りは中止になりました。
とおしもんだけを展示し、 生徒らが募金活動をしました。