天草市内の小学生が1泊2日の日程で、 天草の初代代官鈴木重成が通った同市本渡地区と苓北町富岡を結ぶ旧道 「富岡往還」 16㎞の踏破に挑みました。
重成が建立した東向寺がある本町のまちづくり実行委員会などが、 先人たちの苦労を体験しながら郷土の歴史や自然に触れてもらおうと毎年夏に企画しており、 今回が6回目です。
富岡往還は、 富岡の代官所と本渡を山の尾根に沿って最短距離で結ぶ江戸時代の幹線道で、 人馬が往来した幅2mほどの山道が残っています。
子どもたちは東向寺をスタートし、 天草の勇将 ・ 木山弾正が加藤清正に討たれたとされる 「無念坂」 などで話を聞き、 深緑の棚田や山を眺めながら歩みを進め、 ゴールの苓北町 ・ 瑞林寺に宿泊しました。
2日目はペーロンや海水浴を楽しみました。