上天草市龍ヶ岳町の高戸小学校の全校児童が、 服を着て水に浮く 「着衣泳」 の訓練に取り組みました。
夏休みを前に、 水難事故に備えてPTAが始め、 4年前から学校が引き継いで取り組んでいます。
天草広域連合東天草消防分署の署員が指導に訪れました。
児童たちは用意したジャージやTシャツなどを着てプールに入り、 水着と違って動きにくい感覚を確認しました。
ペットボトルなどの道具を使いあお向けに浮く練習をし、 最後に体だけで浮くことに挑戦しました。
上天草市龍ヶ岳町の大道小学校の1~3年生が、 近くの赤崎漁港でトラフグの稚魚約1万匹を放流しました。
漁業後継者の市漁業者クラブが、 漁業資源や海の環境に関心を持ってもらおうと、 3年前から市内の小学校に呼び掛けて実施している事業です。
トラフグを養殖する田脇会長からトラフグの生態や特徴の説明を受けた児童たちは、 ふ化後約70日で体長4cmほどの稚魚を放流しました。
上天草市龍ヶ岳町の大道小学校の6年生が、 日本の棚田百選に選ばれた地元の大作山地区千枚田で田植え体験をしました。
自然や地域の伝統産業に触れてもらおうと、 10年ほど前から学校PTAが実施しているもので、 地区の棚田管理組合が3アールの水田と、 もち米の苗を提供し、稲の管理にも協力します。
児童たちは区長の指導を受けながら手植えをしました。
8月上旬に稲刈りをしてかけ干しにします。
そして、 12月には収穫した約60kgを餅つきして地域住民らに配ります。
上天草市龍ヶ岳町樋島の観乗寺の土曜会に通う 小学5、6年生の子どもたちが、 同寺で影絵劇の発表会を行ないました。
藤田住職らの指導で13年前から上演されている影絵劇はこの時期の島の “風物詩” として定着しており、 発表会には多くの住民が訪れました。
今年は藤田住職のオリジナル脚本 「猫のいる村と旅猫」 で、 貧しい猫の村に子猫と旅猫がやって来る物語で、 ほのぼのと心温まるラストはちょっぴり切なくなる展開の全7景、 上演時間は約40分でした。
子どもたちは暗記したせりふを言いながら人形を動かし、 照明や音響操作まですべてを自分たちで行いました。
上天草市龍ヶ岳町のNPO法人 「天草元気工房」 が故郷の素晴らしさを再認識してもらおうと企画した 「卒業おめでとうツアー」 で、 龍ヶ岳中学校と大道中学校の卒業生が木製の伝馬船の櫓こぎを体験しました。
生徒たちは船で天草市御所浦町に移動し、 御所浦アイランドツーリズム推進協議会メンバーの指導で、 長さ約5mの櫓こぎに挑戦しました。
また、 通信制高校が飼育するバンドウイルカとの触れ合いや、 魚のさばき方教室なども楽しみました。
上天草市龍ヶ岳町の龍ヶ岳中学校の3年生が、 校区の一人暮らしのお年寄り宅を訪れて、 育ててきた鉢植えの菊をプレゼントしました。
3年生は2学期に地区のお年寄りから郷土料理を習うなどしており、 そのお礼を兼ねて届けたもので、 昨年に続き2回目の取り組みでした。
菊は6月に苗植えをし、 全校生徒が当番で水やりなどをしてきました。
3年生は、 民生委員の協力で約150人のお年寄り宅を1軒1軒訪問し、 鮮やかな大輪の花を咲かせた菊の鉢植えを手渡しました。
上天草市龍ヶ岳町の赤崎 ・ 葛崎地区で十五社宮祭りが行われました。
地元の保育園児から中学生約50人が、 そろいの法被に鉢巻姿で子ども神輿をかついで、 威勢のいい掛け声で集落を練り歩き、 祭りを盛り上げました。
近くの特別養護老人ホームも訪れ、 お年寄りたちを和ませました。
また、 6月17日には、 農薬が普及しない時代に大作山地区で実際に行われていた 「虫追い」 も体験することができました。
そして 、いよいよ稲刈りです。
たわわに実り頭をたれた稲を、 一つ一つ鎌で刈りました。
慣れない作業でしたが、 自分たちで植えた稲の収穫はやはり嬉しいもので、 この経験を通して、 子ども達は自然の中で働くことの大変さ、 楽しさを実感できました。
上天草市龍ヶ岳町樋島の下桶川地区で、 地区の繁栄や無病息災を祈る伝統の奉納相撲があり、 呼び物の赤ちゃん土俵入りなどでにぎわいました。
明治初期に流行した赤痢を鎮めるため、 下桶川不動神社の祭事として始まり、 旧暦6月28日に行う習わしで、 神社近くに造られた神明造りの屋根のある土俵が会場です。
小中学生の取組、 保育園児の相撲踊りに続く赤ちゃん土俵入りには、 市外も含め29人が参加しました。
土俵の上に寝かされたり行司から清めの塩をかけてもらったりすると、 大声で泣き出す子もいて、 会場の笑いを誘っていました。
上天草市の高戸小学校で、 衣服を着たまま水に浮く訓練があり、 全校児童が参加しました。
水難事故に備えてPTAが9年前に始め、 3年前からは学校行事として取り組まれています。
近くの天草広域連合中央消防署東天草分署の救急救命士ら4人が指導に訪れました。
毎年取り組んでいる訓練とあって、 高学年の約半数は上手にあお向けになって浮いていました。