天草市有明町の浦和小学校の 5・6年生が、 プロの演出家とつくり上げた演劇の発表会が、 同市東町の市民センターであり、 小さな俳優たちが個性あふれる芝居を披露しました。
これは、 熊本県立劇場が子どもたちに表現の楽しさを伝え、 演劇の芽を育てようと本年度から始めた演劇体験事業です。
熊本市で活動する劇団の代表の池田美樹さんと河野ミチユキさんが昨年12月から浦和小学校に通い、 作品づくりを手伝いました。
作品は、 けちな和尚と小僧が登場する地元の民話が題材です。
5年生は池田さんの指導で原作を生かしつつ歌と踊りを取り入れ、 6年生は河野さんの手ほどきを受けて自分たちで台本を書き、 物語を学校の日常に置き換えました。
それぞれ舞台で披露し、 会場の保護者らを楽しませました。